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クラウドサービスで業務効率や生産性を
最大化し、顧客の業績向上に貢献する。
クラウディアジャパン株式会社
代表取締役
瀬戸口 将貴 氏
DATA
住所:福岡県福岡市博多区博多駅東1-13-9
事業:クラウドコンサルティング・システム構築等
設立:2013年01月00日
H P:http://www.jp-cloudia.co.jp/
クラウドコンピューティングによるビジネス現場の革新が始まっている。アメリカでは最も高いセキュリティが求められるアメリカ国防総省が、クラウドシステム導入の許可を与えるなど、国家を挙げてクラウドコンピューティングを推進。わが国においても一部上場企業から野球チームまで様々な業態で導入が進み、黎明期から成長期へとシフトしている。しかし地方都市ではクラウドに対する関心度は高まっているものの、そのメリットを享受できていない企業も少なくない。
クラウディアジャパン㈱はそうした中小企業の課題を解決するために2013年に設立。創業わずか2年で100社を超える企業にクラウドサービスを提供し、サービス継続率も96%という圧倒的な信頼を誇る。
なぜ今クラウドが、そして同社が顧客に選ばれているのか。瀬戸口社長が紡ぐ熱い言葉からその理由を探った。
大手通信会社にてクラウド事業部を立ち上げ、MBOによる分社化によってクラウディアジャパン㈱を設立されました。クラウドサービスのどのような点にビジネスの可能性を感じられたのですか?
本当にたまたまなのですが、前職時代に自社で使用するツールとしてSales forceとgoogle appsを導入したのです。すると1年後に粗利で前年比132%と業績が急激に向上。「これはビジネスになる!」と直感しました。そこで市場調査を進めていったところ、当時のITベンダー・SIerのやり方とお客様とのニーズの間に大きな隔たりがあることが分かったのです。
例えば、システム構築には多額の初期費用が必要であり、しかも利用開始までに設計やプログラミング構築に半年~1年の期間を要します。しかしその間に業務内容が変わったり、システム変更が必要になる場合もある。ですがそれを求めると新しい案件として追加料金を請求されてしまうのです。その結果、即時性やコスト面で、お客様にご満足いただけないというケースが少なからず見受けられました。「クラウドならこうした顧客の不満を解決することができる!」事業を立ち上げた時は既に、この事業の成功を確信していました。
以前はセキュリティ面を危惧する声も聞かれましたが、現在はお客様がITシステム導入の際、最初にクラウドを検討する「クラウドファースト」の時代に突入したと言われています。IT市場約23兆円中クラウドマーケットはまだ2000億円程度。しかし今後も年率130%ほどの成長率が見込まれており、非常にポテンシャルの高い市場であることは間違いありません。
セールスフォース導入実績は既に100社を突破されています。御社のどのような点がお客様に高く評価されているのでしょうか。
クラウドサービスには「ソフトの購入の必要が無い」「システム構築期間の短縮」「初期導入費用の負担が少なく効率的なIT投資が出来る」「メンテナンスが不要」「IT部門の負担軽減」など数々のメリットがあります。しかし、そうした導入のROI(投資対効果)を最大にするためには、それぞれの企業の業務、営業内容、経営者の目標、ビジョン等を熟知し、明確な導入効果をコミットできるクラウドパートナーの存在が不可欠です。
当社は現在Salesforce、GoogleAppsなど世界的に高い評価を得ているクラウドアプリケーションをプラットフォームに、業務フローや営業フロー、企業目標などをヒアリングし、どういったシステムが業務改善に繋がるのか、どういったシステムなら企業目標を達成できるのかなどの解決策を提示しています。しかも単なるシステムの提案ではなく、今後のストーリーを一緒に創造し、明確な導入効果を示す、より実践的な提案を行っていることも当社の強み。当社のクラウドコンサルティングとシステム構築力で「管理するためのシステム」から、「顧客を全方向から“攻める・守る”戦略的な武器」へと革新していきます。しかも費用は従来のシステム構築費用の約1/4。簡単なカスタマイズもその場で行え、事業拡大・拡張にフレキシブルに対応できることも魅力の一つでしょう。
リソースのご利用量・ご利用人数に応じて月額で課金する従量課金型を採用されていますが、サービスに自信があるからこそ可能なシステムですね。
そうですね。業績の向上など明確な成果が出なければお客様はいつでも解約できるわけですから、お客様のビジネスの成功=当社の成功と言っても過言ではありません。お客様と当社の関係はつねにwinーwin。ご契約いただくだけでなく、システムを明確な実績に繋げていくことが当社の使命です。
そのため、当社では「カスタマーサクセスマネジメント部」という独自のセクションを設置。一般的なインバウンド型のサービスサポートセンターではなく、よりアグレッシブなサポートを実践する部署で、経験豊かなエキスパートがお客様の利用状況を随時確認・アドバイスを行いながら、お客様の事業の“サクセス”を徹底的にサポートしています。
営業スタッフにも「お客様にお支払いいただく対価以上の効果が出せそうにないなら、絶対に提案するな」と言っています。一時的にはビジネスチャンスを見送ることになるかもしれませんが、お客様と永続的な信頼関係を構築していくためにも、このスタンスを貫いていきたいと考えています。
つねに顧客視点に立ってシステム提案を行う“人材力”もお客様に信頼される理由の一つですね。
「お客様の成功に責任を持つ」ことが当社のミッション。ですから企画提案からシステム構築、アフターフォローまで、全てのサービスを自社内だけで完結させています。開発を下請け企業に依頼しても表面上は問題ないかもしれません。しかし本質的な部分で「お客様の成功をサポートしたい!」というマインドを持って構築しなければ、どこかでブレが生じてしまう。そうすると結果的に、真の顧客満足を得ることができませんので、業務の内製化には徹底的にこだわっていますね。
九州・福岡でのクラウドサービスの普及に向けて、セミナーや勉強会なども定期的に行われています。
首都圏ではお客様のニーズが既に顕在化していますが、地方の場合はまだクラウドの認知度が低く、特に当社のメインターゲットである中小企業は必要性に気づいてさえいない場合が多いのが実情です。そうした潜在的なニーズを掘り起こし、九州・福岡におけるクラウド市場を拡大していくこと。これも福岡におけるクラウドサービスのリーディングカンパニーである当社の役割であり、逆に未知数のポテンシャルを秘めた九州・福岡に大きなビジネスチャンスを感じています。
そうした潜在ニーズにアプローチしていくため、当社では定期的にセミナーや勉強会を開催。毎月少人数で研修やワークショップを行うほか、3か月に一度40名規模の業界別セミナーも実施し、クラウドサービスを業績向上にどのように繋げているのか事例を交えながら解説していきます。また年に1度は、業界の第一線で活躍する著名人等を講師に迎えた200名規模のフォーラムも開催しています。次回は今秋に予定していますので、ぜひ奮ってご参加ください。
NPO団体へのシステムの寄贈・割引提供など、社会貢献活動にも積極的に取り組まれていますね。
㈱セールスフォース・ドットコム社が取り組む“1/1/1(ワン・ワン・ワン)社会貢献モデル”に感銘を受け、創立当初より社員就業時間の1%、株式の1%、製品の1%を無償で社会貢献事業に充てるCSR活動に取り組んでいます。月1回の土曜稼働日には海の中道海浜公園での除草作業や清掃活動なども行っています。こうした活動を通して、社員一人ひとりが「人のために働くことの喜び」を実感し、「もっとお客様に貢献したい」という意欲が育まれるなど、副次的な効果もありますね。
まだ1円の売り上げもない時から勤務時間を使ってこうした活動を行ってきましたので周囲は少々呆れ気味でしたが(笑)、今後も社会的に価値のある企業であり続けるために、様々な社会貢献活動を積極的に推進していきます。
2020年の株式上場に向けて躍進を続けられています。今後のビジョンをお聞かせください。
“ニーズやアイデアをすぐに形にできるため、ビジネスに先手を打てる。しかも新しいビジネスモデルをスピーディに展開できる”―そんな数々の可能性を持ったクラウドサービスによってビジネスの革新が始まっています。
従来型の仕事のやり方では、新しい業務スタイルを取り入れている企業に、生産性で大きく差をつけられてしまう恐れもあります。今後はこれまで以上にITやモバイルと親和性を持って事業を進めていくことが重要となるでしょう。そのために当社はお客様が「事業の課題解決」を考えるときに最初に当社の存在を思い浮かべていただける、そしてお客様の事業の発展に常に寄り添い共に発展できる、かけがえのないビジネスパートナーであり続けたいと考えています。
今後はフィールドを全国へと拡大し、2020年の株式上場を目指してさらに邁進してまいります。クラウドを必要とされる全てのお客様に「クラウドと言えばクラ
ウディアジャパン!」と言っていただける、存在感のある企業になることが目標。クラウドが切り拓く九州・福岡のビジネスの未来にどうぞご期待ください!
同社では月1回土曜日を稼働日とし、非営利団体のシステム構築や海の中道海浜公園での除草作業、海岸でのゴミ拾いなどのボランティア活動に充てている。