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業界に革新をもたらすのは
常識に囚われない顧客視点の価値の創造
株式会社タウンズポスト
代表取締役社長
飯田 剛也 氏
DATA
住所:福岡県福岡市東区馬出6丁目12-55
事業:ダイレクトメール発送代行業、通信販売支援事業
設立:2004年09月00日
H P:http://www.towns-post.co.jp.
画期的な新商品やサービスを生み出すためには、業界の常識や既成概念から脱却し、ビジネスの発想を根本から見つめ直す必要がある。DM発送代行で劇的なコスト削減を実現した㈱タウンズポストはまさにその好例。現在年間発送代行数約6110万通という西日本最大の実績を誇り、業界の革命児として勇名を馳せている。海上自衛隊・戦術航空士出身という異例の経歴を持つ同社の飯田剛也社長は、自衛隊時代に培ったロジスティック分野の経験と「後方支援」のノウハウをビジネスに取り入れる、まさに新発想で同サービスを構築したと言う。創業以来躍進を続ける同社の事業の真価に迫った。
顧客とともに成長する win ーwinの関係が基本
㈱タウンズポストは西日本最大のDM発送数を基盤に、日本郵政、ヤマト運輸など各配送業者と大口契約を結ぶことで、配送単価をギリギリまで下げる独自の発送代行サービスを展開。通数によっては最大40~50%という大幅なコスト削減を実現した。さらに物流会社と提携し、物流機能も完備。郵送物の在庫管理、品質管理、ピッキング、梱包、発送までの一連の作業を一括受託し、コスト削減と効率化の両面から発送作業を徹底的にサポートする。自社内で作業を行うため「小ロット物」「短期作業」「複雑な封入内容」など様々なニーズにもフレキシブルに対応。まさにかゆいところに手が届く充実したサービスが同社の強みだ。
だが同社の優位性はこれだけではない。「当社の営業活動はいかに利益を生み出すかではなく、いかにお客様から多くの『ありがとう』を戴くかがミッション。お客様の喜びが企業価値となり、それがひいては利益に繋がると考えています」と飯田社長は言う。この顧客満足を何より重視し、つねに価格以上の価値を提供する姿勢こそが、同社が顧客から圧倒的な支持を得る理由なのだ。
4つの通信販売支援サービス
その一環として目に見えない潜在コストの削減を実現する4つのサービスを用意した。1つ目が顧客データの中から未達になる可能性があるものを取り除く『データクリーニング』。日本の転居率は5%と言われており、例えば10万通のDMを発送する場合、未達の可能性がある通数は実に5000通。それを事前にチェクすることで、劇的なコスト削減が実現する。2つ目がクロネコDM便の発送状況が随時確認できる『追跡調査サービス』。3つ目が未達のDMのデータ照合の手間を省く『BAMDISサービス』。そして4つ目が、商品についての大量のアンケート調査を可能にした『ここワンサービス』。しかもこの4つのコンテンツを全て無料で提供する徹底ぶりで、まさに至れり尽くせりだ。
「当社は『お客様は神様ではなく、ビジネスパートナー』と考えています。ですからつねにwin ーwinの関係を保ち、ともに成長することが当社の営業活動の基本。そのためお客様にコスト面以外でも『タウンズポストでなければ!』と言ってもらえるよう、さらに顧客満足を高めていきたいと考えています。」と飯田社長は微笑む。
「社会貢献」を経営の基盤として位 置づける。
時代の追い風に乗り着実に実績を伸ばしてきた同社だが、その成長は決して自社の利益のみを追求してきた結果ではない。「持続的に成長する企業は必ず、CSR活動を大切にしています。当社でも社会貢献を重要な経営基盤の一つとして位置づけ、社会を構成する一人ひとりが、自由な表現力と行動力を高められる豊かな社会を創造することを目指しています。」と飯田社長は言う。
特に国際的な教育支援団体CIESFを通した「カンボジアの学習支援」、日本初の無料学習室「学術の森」の支援等々、“教育”を中心にした多彩な支援活動に注力。「こうした活動は企業としての存在価値を高め、さらには社員のモチベーションの向上にも繋がっていますね」と飯田社長はその成果に手ごたえを感じている。
つねに初心を忘れず、 新たな可能性に挑み続ける。
創業11年。今後は次代の成長のエンジンと目されるアセアン諸国やヨーロッパへの海外展開も視野に入れる。そして創業20年までには売上高100億円、社員一人あたりの粗利益率日本一を目指し、営業力をさらに高めていく予定だ。しかし、いくら成長しても飯田社長は業界の常識に挑み続けてきた初心を忘れることは決してない。
「経営で一番やっていけないことは先入観を持つことです。業界にどっぷりと浸かるとそれに気づかなくなる。事業に変革をもたらすには、時には業界外から、またグローバルな視野から一歩引いた視点で業界の常識を見つめ直すことが大切ですね。」(飯田社長)
つねに新鮮な発想で業界の可能性に挑み続ける㈱タウンズポスト。同社の次の一手が実に楽しみだ。